葬儀コラム本コラムの内容に関して宗教や地域文化・風習によって内容が異なることがございます。

「どうすればいい?」に答える遺産相続の手続きエトセトラ

2017.10.16

 故人の見送りも無事に終わり、

期限が迫る各手続きも終わり一段落したいところですが、

寂しさや悲しさが襲ってくる前にまだ「遺産相続の手続き」が残っています。

 

遺産相続の手続きと言えば、

預貯金・不動産や生命保険の受取などが一般的ですが

故人の趣味や生活や生き方により、少しマイナーな遺産がある場合もあります。

 

では、少しマイナー遺産にはどのような種類があるのでしょうか。

そして、遺産相続の手続きはどうすればよいのでしょうか?

 

今回は「遺産相続の手続きエトセトラ」と題しまして「様々な遺産」と「遺産相続の手続き」についてご紹介していきます。

 

 

[種類1] 貴金属・宝石 】

 

少しマイナーと言いつつ結構あるのが貴金属や宝石。

これらはどのような遺産相続の手続きが必要なのでしょうか?

 

まずは存在する貴金属や宝石の鑑定書が存在するか探してみて下さい。

 

もし鑑定書が見つからずその貴金属や宝石の価値が分からない場合は

専門家に鑑定を依頼して価値がどれくらいなのか確認する必要があります。

 

というのは、故人が残した宝石や貴金属の価値が高かった場合、

課税される可能性があるからです。

 

遺産相続の手続きというほどのものではありませんが、

宝石や貴金属の価値を確認

課税対象になる価値の高いものなのか確認

してから遺産分割に踏み切る必要がある遺産になります。

 

価値に関して確認する前に、

むやみに形見分けしたり相続放棄をしたりすると

遺産分割や課税などで後々困るケースもありますので注意が必要です。

 

 

[2] 美術品 】

 

宝石・貴金属ほどではなくても、

意外と例を見るのがが骨董品・書画・絵画などの美術品です。

 

こちらも、美術品自体に高い価値があると課税の可能性があります。

 

また貴金属・宝石と同じく遺産相続の手続きというほどのものではありませんが、

美術品の価値を確認

課税対象になる価値の高いものなのか確認

してから遺産分割に踏み切る必要がある遺産です。。

 

そしてやはり、価値について確認する前に

むやみに形見分けしたり相続放棄をしたりすると

遺産分割や課税などで後々困るケースがあります。

 

相続人で遺産分割協議をする前に、

必ず故人が残した美術品の有無と価値を確認してください。

 

 

[3] 船舶 】

 

こちらは本当に少しマイナーと言える「船舶」も遺産にあたります。

船舶は「所有者の名義変更手続き」が必要です。

 

所有者の名義変更手続きには

故人の出生から死亡までの戸籍

相続人全員の戸籍抄本

相続人全員の印鑑証明書

を用意してください。

また「変更・移転登録申請書」の記入もあります。

 

手続きに行く場所は

◇20トン未満の小型船舶は「日本小型船舶検査機構」

◇20トン以上の船舶は「国土交通省」

です。

 

手続きに必要なものに関して不安がある場合は、

事前に船の大きさに合わせた場所に問い合わせてみることをオススメします。

 

 

[3] 債務 】

 

少しマイナーな財産の中でも厄介なのがマイナスの財産「債務」です。

 

借金などの債務も相続対象になるので、

法律で決まっている相続分を相続人が受け継がなくてはななりません。

 

このケースは、少しマイナーな財産とはいえど決して珍しいことではないのです。

 

故人の生前から負債の存在を知っていれば速やかに手続きをとることができますが

「言い出せないまま亡くなってしまい遺族が知らなかった!」

「負債が手続き期限を過ぎてから発覚した」

なんて怖いケースもあります。

 

故人を見送った後は、プラスの遺産があったとしても

故人宛の郵便物

故人が残したカード各種

などを中心に「負債の有無」と「負債額」について確認することが重要です。

 

 

【終わりに―― 

 

今回は、少しマイナーな遺産にフォーカスを当てて

「遺産の種類」と「遺産相続の手続き」についてご紹介してきました。

 

他にもいくつかありますので、機会がありましたらまたご紹介したいと思います。

 

大切な家族が亡くなってしまったというのに、

寂しさや悲しみに浸る間もなく見送りと山のような手続きに追われ、

息をつく間もなく相続について真剣に向き合わなくてはならないのは

心身ともにとても堪えることがらです。

 

速やかに行動しなくてはいけないとはいえ、

無理をしすぎて体調などを崩さないようどうかお気を付け下さい。

遺産分割決定後に争わないために―― 「相続分割の協議書」作成のポイント

2017.10.12

 【はじめに―― 】

 

故人が生前築き上げた遺産で遺族が揉めないよう、

財産の公平な分け方を協議する「遺産分割協議」を相続人全員で開く必要があります。

 

そして「遺産分割協議」でよくよく話し合い相続人全員が合意したところで

「相続を分割した内容」が決定した証拠として「相続分割の協議書」を残しておく必要もあるのです。

 

この「相続分割の協議書」を一般的には「遺産分割協議書」といいます。

 

ただここでは「相続を分割するために協議した結果の記録」として

分かりやすく「相続分割の協議書」と呼んでいます。

 

では、この「相続分割の協議書」はどのようにして作成すれば良いのでしょうか?

 

そこで今回は「相続分割の協議書」を作成する時のポイントを5つほどにまとめてご紹介していきます。

 

 

[ポイント1] 「故人の氏名・臨終日」と「相続人名」を記載 】

 

「相続分割の協議書」作成時のポイント1つ目は、

故人の氏名

故人が臨終を迎えた日

相続人全員の氏名

記載することです。

 

記載する形式ですが

「相続分割の協議書」は法律で定められたものではないので特に決まってはいません。

 

ただ、法律で定められていないとはいえ

相続する際に重要度を占めるのが「相続分割の協議書」なのです。

 

ですから「故人の氏名・臨終日」と「相続人名」は、明確に記載する必要があります。

因みに「相続分割の協議書」の作成はパソコンと手書きどちらでも問題ありません。

 

とにかく相続人の誰がいつ見ても分かりやすい記載の仕方。

ここが大切です。

 

 

[2] 相続内容を記載 】

 

「相続分割の協議書」作成時のポイント2つ目は、

相続人氏名(2度目)

相続内容・詳細

「取得する」といった文言

を相続人全員分記載することです。

例をあげると――

 

「相続人氏名」は「土地の住所や宅地面積・床面積など登記事項証明書の内容(不動産の場合)」を取得する。

 

「相続人氏名」は次の遺産を取得する。

・被相続人名義(故人のこと)の預金

(「銀行などの支店名・口座名(普通口座など)・口座番号」を記載)

 

のようになります。

前述の通り「相続分割の協議書」の形式は決まっていませんので、

やはり相続人全員が分かる書き方で記載することが大切です。

 

 

[3] 作成時の年月日を記載 】

 

「相続分割の協議書」作成時のポイント3つ目は、

作成した年月日を記載することです。

 

作成した年月日は「[2]の相続内容・詳細」を明記した下辺りが良いでしょう。

[2]の相続内容・詳細」の締めとして

 

「以上の通り遺産分割協議が成立した」

「本協議書を〇通(相続人数分)作成した」

「各自署名捺印(押印)のうえ各1通ずつ所持保管するものとする」

 

といった内容も記載するとベストです。

そして、この締めの文章の最後に作成日時を書くことでより明確な「相続分割の協議書」が作成できます。

 

 

[4] 相続人の住所を記載 】

 

「相続分割の協議書」作成時のポイント4つ目は、

相続人の氏名(3度目)

相続人の住所

を相続人全員分記載することです。

 

住所は、相続人の住民票もしくは印鑑証明書に記載されている住所の記載となります。

 

 

[5] 相続人数分を用意して各「印」を押す 】

 

「相続分割の協議書」作成時のポイント5つ目は、

まず「相続分割の協議書」を相続人数分用意します。

 

そして用意された「相続分割の協議書」に相続人全員がそれぞれの場所に押していきます。

「印」を押す場所と種類は、

 

相続人氏名&住所の位置:実印による押印または捺印

複数の「相続分割の協議書」が存在する際:実印による割り印

法務局で相続登記際に補正を命じられることを見越す:実印による捨印

 

3パターンです。

相続人数分の「相続分割の協議書」に相続人全員が「印」を押したら」、

相続人が個々に所持して保管しておきます。

 

 

【「印」に関する補足】

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが

 

手書きでない書類にハンコを押すことを「押印(おういん)

手書きの書類にハンコを押すことを「捺印(なついん)

 

と言います。

言い方が違うだけで「ハンコを押す」という意味に代わりはありません。

 

 

[まとめ] ポイント】

 

では最後に、

これまでご紹介した「相続分割の協議書」を作成する時のポイントを整理します。

    

 

[「相続分割の協議書」作成のポイント]

 

[1]「故人の氏名・臨終日」と「相続人名」を記載する

[2]「相続人の氏名(2度目)」と「相続内容・詳細」を記載する

[3]作成時の年月日を記載する

[4]「相続人の氏名(3度目)」と「住民票(印鑑証明書可)表記の住所」を記載する

[5]相続人の人数分を用意して『3種類の「印」』を押す

 

    

せっかく時間をかけて協議しても

「話が違う!」と相続の分割内容が決定した後で争うことになっては意味がありません。

 

是非、ご紹介した内容をご参考に円満な遺産分割をして頂けますと幸いです。

相続人同士で揉めないために―― 遺産分割の難しさを軽減する4つ方法

2017.10.06

 【はじめに―― 】

 

大切な人が残してくれた遺産を相続人で分割するとき

「各相続人の様々な気持ち」から発生する問題が起こりがちです。

遺産と一口に言っても、

現金であったり現金以外のモノであったりと

相続人全員が納得するように遺産を分割するというのはなかなか難しいですよね。

 

そこで今回は、遺産分割の難しさを少しでも軽減するために知っておきたい方法を4種類ご紹介していきます。

 

 

[種類1] 現物分割 】

 

遺産分割の種類1つ目は「現物分割」です。

現物分割は、預貯金・不動産・株券など「遺産の現物」を各相続人にそのまま分けていく方法です。

 

メリットは、遺産を「現物のまま残せる」こと。

故人が生前頑張って形にし遺族に残してくれた財産を心から大切にできます。

 

デメリットは、現物の価値は現物によっておのおの違うため「法廷相続分」に沿っての遺産分割が難しいことです。

 

「法廷相続分」とは

「各相続人が遺産をどれくらい相続できるか」が法律で決められている相続分のことです。

 

 

[種類2] 共有分割 】

 

遺産分割の種類2つ目は「共有分割」です。

共有分割は、遺産の一部または遺産の全てを、相続人全員で「共同所有」する方法です。

 

メリットは、各相続人に公平な分割が可能であること。

相続人全員で協力し合って故人が残してくれた財産を守ることができます。

 

デメリットは、各遺産の

利用の自由が制限される

処分の自由が制限される

ことと、

 

相続人同士の利害関係が複雑になると協力しあえなくなる

ことです。

 

 

[種類3] 換価分割 】

 

遺産分割の種類3つ目は「換価分割」です。

換価分割は、遺産を売却するなどして金銭にした上で、相続人全員で分ける方法です。

 

メリットは

「法廷相続分」に従って各相続人に正確な分割ができる

「現物分割」で不公平の度合いが大きい時の補てんに利用できる

こと。

各相続人が納得するよう調整が効きます。

 

デメリットは

故人が積み上げた遺産を現物のまま守ることができない

売却の手間がかかる

売却に費用がかかる

現金化することで税金問題が発生する

などです。

 

 

[種類4] 代償分割 】

 

遺産分割のラストは「代償分割」です。

代償分割は、相続人の1人が遺産の現物を相続し、他の相続人のは各相続分を金銭でし支払う方法です。

 

メリットは

現物分割で残したい遺産を残せる

「法廷相続分」に近い遺産分割ができ不公平が少ない

こと。

これらのメリットは

遺産が多い

現物相続する相続人がそれなりの金銭を持ってる

場合に有効とななります。

 

 

[補足1] 遺産分割で最も重要なこと 】

 

ここまで遺産分割の方法を4種類ご紹介してきました。

もちろん遺産分割の種類も大切なのですが、遺産分割をするにあたって絶対に外せない最も重要なことがあります。

 

その重要なこととは

「相続分割に対して納得行くまで話し合う協議」を

「相続人全員」で行うことです。

 

この「相続分割に対して納得行くまで話し合う協議会」のことを

「遺産分割協議」といいます。

 

「遺産分割協議」には4つの条件下の元で行わなくてはいけません。

その4つの条件とは

 

[1]相続人全員の参加が必須であること

[2]相続人1人でも欠けた協議は無効とすること

[3]相続人全員の合意が必須であること

[4]「遺産分割協議書」の作成が必須であること

 「遺産分割協議書」とは、決まった内容を記録に残した書面

 

です。

何度協議を重ねても決着がつかない場合は、家庭裁判所に「遺産分割調停」の申し立てをする必要があります。

 

 

[補足2] 公平な遺産分割のために考慮&反映されること 】

 

「法廷相続分」や「遺言書」を含めて、各相続人に公平な遺産分割を行うために

各相続人の「貢献」や「生前の故人からの援助」なども考慮や反映されることがあります。

 

その考慮や反映の対象になるのは

 

[1]特別寄与者(考慮される)

生前の故人を介護・看病していた相続人

生前の故人の事業に貢献した相続人

その他、生前の故人に貢献・援助と呼べるものをしていた相続人

 

[2]特別受益者(反映する)

生前の故人から多額の金銭を援助されていた

生前の故人から多額の物品を受け取っていた

その他、生前の故人から援助と呼べるものを受けていた相続人

 

2つに該当する相続人です。

 

[1]は相続人本人に[2]は他の相続人に不公平にならないよう、

この2つも含めて「遺産分割協議」をする必要があります。

 

 

【 まとめ 

 

ここで遺産分割の方法を4つおさらいしておきます。

    

 

[遺産分割の種類]

 

[1]現物分割

[2]共有分割

[3]換価分割

[4]代償分割

 

    

遺言書がない場合は特にですが、

遺言書がある場合でも遺産分割というのはなかなか難しいものです。

 

相続人同士で納得しあいトラブルが起きないよう、

この4種類の分割方法を認識して頂けますと幸いです。

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